前回、金利の変動は需要と供給のバランスで決まり、
景気に連動していくとお話しました。
では、景気の動きは
金利以外に株価や債券にどのように影響してくるでしょうか。
○株価
景気の拡大は株価の上昇につながり、景気の後退は株価の下落要因となります。
景気の拡大局面では
・会社の売上や利益がアップ
↓
・会社が好調、成長していく
↓
・会社の株価が上がる(=投資をする人が増えたり、株の価値が上がるため)
というような現象が起きるためです。
○債券
景気の拡大は債券価格の下落につながり、景気の後退は債券価格の上昇につながります。
景気の拡大局面では
・会社が好調、成長していくため資金が必要(=借りる人が増える)
↓
・金利が上昇(※前回の金利の話ですね)
↓
・預金の金利があがる(=固定の債券にするメリットが低くなる)
↓
・債券価格が下がる
というような現象が起きるためです。
もちろん一例にはなりますが、
上記のように景気に合わせて影響を受けると考えられています。
このような株価や債券価格は、普段はあまり関係ないという方もいらっしゃるかと思いますが、
金融商品を運用する方にはとても重要なポイントですよね。
景気の動向を読み取りながら運用をすると、より効果的な成果が期待できるでしょう。
また、その上で、「安全性」「収益性」「流動性」についても考え、
景気と自分に合った運用方法を選ぶことがベストです!
そちらの記事はこちら↓
≪【FP】運用へのステップ☆自分に合っている金融商品を選ぶコツ☆≫
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