【おすすめ本】『お家さん』玉岡かおる著

おすすめ本をご紹介したいと思います!

 

『お家さん』上・下巻 玉岡かおる著

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《あらすじ》

大正から昭和の初め。

神戸の小さな輸入商店だった鈴木商店が、日本の巨大商社へと成長をしていく姿を描いたお話。

そのトップには「お家さん」と呼ばれる一人の女性が。

 

日本近代の黎明期に成長を求め働き生きる男性の中で、

彼らを支え守る、伝説の女性の大河小説。

 

神戸に実在した貿易商の鈴木商店の「鈴木よね」がモデルとなっている。

 

 

この本は、大学生の時に、

先輩からおすすめをされて手に取りました。

 

最初は、なんて読むんだろう?と思い

「おいえさん」と読むことを知りました。

 

「お家さん」

響きだけで強さを感じ、かわいさもあってすごく好きです。

 

大河小説だけあり読み応えは抜群。

鈴木商店が企業として成長していく様を見るだけでも、面白いですが、

 

私は同じ女性として

お家さんの強さや、強さゆえの悲しさ、

またそこにかっこよさを感じ お家さんに魅了されました。

 

強く生きて。決断をして。家を守る。

「お家さん」としての生き方がとにかくかっこよかったです!

 

今でいうと起業とか、会社を大きくしていくとか

そういう話に勿論通じ、

企業や人の成長が描かれる中で

小説として面白いだけでなく、学ぶこともたくさんありました。

 

 

上下巻ですが、成長規模が大きくて、ワクワクする展開なので

途中でなかなか止められず、あっという間に読んだ思い出があります☆

 

私ももう一度読んで、お家さんから力をもらおうかな~笑

 

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